【自己分析】気がついたら友だちがいない。孤独になる大人の特徴と原因

 学生の頃は普通にいた友達がいつの間にかいなくなった。そんなことを思う人は多少はいるのではないでしょうか?友達がいない私が何故友達がいなくなるのかを考察します。

 私は気がついたら独りになりました。完全に群れからはぐれた羊のような状態になっています。とは言え一人が好きなので困ってはいませんがどうしてこうなったのか。責任者は私だ!

1.人間関係は何かしらの空間や情緒を共有する人と生まれる

 学校や会社、地域社会などの人間関係はコミュニティを共有しながら行われます。家族、マンション、学校、趣味などコミュニティのサイズは様々ですが人間が複数いれば何らかのコミュニティが生まれます。
・学業
・趣味
・思い出
・仕事
・サービス
こうしたものを共有してビジネスパートナーや友人関係が生まれていくのだと思います。

 そしてその人間関係の中から情緒的な関係を気づくことが友人を作ることであると思います。ではなぜ学生の頃よりも社会人になってから孤立していく人がいるのでしょうか。私は環境的な要因とパーソナリティ的要因の2つに問題があると考えています。

2.社会人は学生の頃よりも環境的に孤独になりやすい

 プライベートな人間関係を築くための機会が社会人と学生では異なります。学生時代には私にも友達がいました。そんな私も社会人になると孤立化が深まっていきます。それには属するコミュニティの目的が変化している環境的要因があると考えられます。

①学生は共通の話題から人間関係が作りやすい

 世代が同じであり同じイベントを経験しています。共通する喜びや悩みなどを同じ時間に経験することが多いです。趣味、部活、恋愛などの話題が豊富で、また話す時間的余裕もたくさんあります。

 学生の頃は孤独だとけっこう困るんです。課題であったり、学内のイベントであったりがあるのでどうしても1人では出来ないことが1年を通じてあります。そのことが人と接点を増やし友人関係を構築しやすくしていました。

 また 部活動や昼休みなどで同じ趣味を持た人との関りが密にあります。プライベートな関りを持つ時間的な余裕があるんです。そのため情緒的な人間関係が発展しやすいのです。学生時代には同じクラスだからと連絡先の交換も密に行われています。学生の頃は話す人の連絡先はたいてい知っていたと思います。

 そうした学生の横のつながりは人間関係を密にし、友人関係が作りやすいことの要因であると考えられます。

②社会人は金銭的利害関係を中心とした人間関係になる

 社会人になると人間関係は業務や金銭的な利害関係が中心になるため、不思議と独りでいることで困ることがなくなります。業務連絡さえ行っていればそれで何の問題もありません。仕事はお金のためと思っている人は職場の人にあまり興味が無いため情緒的な関係を持つことはあまりないでしょう。

 普通のリーマンならば社内で情報共有ができる関係がが円滑であればその関係を社外においても発展させていく必然性はありません。業務が円滑に進むことが重要な人間関係になります。

③社会人は学生と比べてプライベートのことを話す機会が減る

 会社の中では仕事で必要なコミュニケーションさえ取っていれば独りでも困らないんです。仕事で必要なことしか話さなくなると当然プライベートな関係が希薄になっていきます。同じ趣味を共有する仲間や同じ部活動の仲間といったプライベートでつながりにくくなります。 

 同じ部署の人でも連絡先を知らない人が大多数という人が多いのではないでしょうか?私は全く知らないです。そのことが社会人になって孤独になる要因でしょう。

3.孤独になる根本的な要因はパーソナリティ

 学生時代と比べて社会人はプライベートでの接触が少なくはなりますが、なくなるわけではありません。あくまで機会が減少するだけでなくなるわけではありません。しかし社会人になって友達がいなくなり孤独になる人がいるのは何故なのでしょうか。

 多くの人は学生時代や社会人からの友人がいて交友関係がある人がある程度いるでしょう。そのため友達がいないことは環境が原因であるとは思えません。

 つまり友達がいないのはパーソナリティの方に問題があるからではないかと考えられます。ほぼ私の自己紹介みたいな大人になった時に孤独になる特徴的な人格を分析します。

①あまり他人に興味がない

 他人に興味があるかどうかというのは最も重要な要因であると思います。ぶっちゃけ他人に興味がない人は孤立化一直線。1人でいることに不安や不満がなく他人に対して興味がないとどうしても社会人になると人とのプライベートのつながりが希薄になります。

 学生時代は学校の人とイベントや部活、雑談を通じて人間関係ができやすい環境なので他人にあまり興味がなくても友人関係ができやすいです。そのためもともと1人が好きな人でも友人ができやすいです。

②プライベートの話をしない

 他人に興味がない人はあまりプライベートな質問を相手にしません。社会人になると仕事が中心になるのでこちらから他人に対して興味を持ち話しかけないと新しいプライベートでの友人関係は生まれにくいです。そうしたことが新しい友人関係が生まれることを阻害して孤独化していきます。

③1人でいることに困らない

 「1人は寂しい」「1人でご飯を食べられない」「みんなと遊ぶのが楽しい」「趣味を共有したい」そんなことが人間関係を広げていくための動機になるのではないでしょうか?そう思わない人はと1人でいいやとなっていきます。

④受け身な人

 積極的に周りの人とコミュニケーションをとり話をしたりLINEを交換したりしている人で孤独になっている感じの人はいないのではないかと思います。精神的に孤独とかは知らないですが。

 自分から人間関係を構築して維持していくことをすることができない人は大人になった時に孤独になる可能性が高いのではないかと思います。他人にあまり興味がないというのと関係があるかもしれません。

3.人間関係の維持には労力が必要

 連絡をあまり取り合わない人とはそのうち疎遠になり、いずれ合わなくなります。友達関係を継続するためには定期的に連絡を取り合わなくてはなりません。連絡は双方で取り合わなくてはいずれ終わるんです。これって重要です。

 昔は友達がいた人で今はいないという場合にはこれが大きな要因かもしれません。外交的な人はあまり意識しないかもしれませんが、友達関係・人間関係を構築して維持するためには労力が必要です。

 たまにメールをしたり、遊びに誘ってみたりなどです。こうしたことが面倒だと思う人は孤独へ突き進んでいきます。私はあまりマメに連絡を取るタイプでなかったのでこの影響は計り知れないです。

 学生時代の友人関係は学校に行けばほぼ顔を合わせるので維持しやすいのですが、社会人になると学生時代の人間関係を維持するのはそれなりの労力が必要です。意識的に会いに行かない限り会うことなんてなくなるわけですから。

 人間関係を維持するための労力を払わない人は学生時代に合った友人関係が少しずつなくなっていきます。そのことが学生の頃にいた友達がいなくなる大きな要因です。

4.最後に

 友達を作ってその関係を継続するというのはある人にとっては当たり前のことなのかもしれません。しかし、それが上手くできないという人もいます。上手くできなくて悩んでいるのなら趣味を共有する人を探し連絡をたまに取りましょう。

 悩んでいないのならばそのまま友達がいないことを楽しみましょう。私は友達はいませんが生きていてそれなりに楽しいです。周りから変なやつだと思われてもしかたありません。感じ方というのは人それぞれ様々なのですから。

 ノーフレンズライフで未婚なので孤独死一直線な私の自己分析でした。最後まで読んでくれてありがとうございます。何かの参考になれば幸です(笑)

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