新型コロナへのマスクの予防効果をへっぽこ看護師が語る【効果が薄い理由とか】

 新型コロナでマスクが売り切れになってて非常に困っている花粉症の方多いんじゃないでしょうか。そんな困っている1人のへっぽこナースが新型コロナに対するマスクの予防効果を語ります。

 感染していない健康な人が正しくマスクを使用するにはどうすればいいというかを書きました。ぶっちゃけくだらないことを書いてます。

 テレビとかでマスクでの身を守る意味での感染予防効果はあまりないって言ってました。そこんところに関係すると思います。

 新型コロナに限らずインフルエンザなどの飛沫・接触感染する病原微生物(ウイルス・細菌など)に対する、マスクの望ましい着用について書いています。

(なお、私は感染予防を得意とするナースではないので話半分くらいで読んでください。内容のチェックはしてますが誤りがある可能性はあります。感染予防に興味がある方はスタンダードプリコーションでググってください。)

1.マスクが防げるものと防げないものをまとめてみよう!

 マスクで防げるものには限界があります。マスクをすればなんでも防げるかというとそうではありません。マスクが防げるものお考えてみましょう。

①マスクは口と鼻を覆う

 マスクはどのようなものを防ぐことができるのか考えてみましょう。マスクは口と鼻を覆う不織布ですね。つまり口と鼻以外は防げないということです。

 目の粘膜からの侵入や手を介して鼻や口にもっていかれた場合にはマスクでは防ぐことはできません。

②マスクの繊維の網目の隙間から入れるもの

 マスクを構成している不織布の網目の隙間よりも小さいものはマスクを素通りできますね。つまりマスクの不織布の網目の隙間より小さいものは防げない

 ある程度粒子の大きい花粉やくしゃみの飛沫くらいなら防げると考えていいと思います。

 通常の市販されているマスクではウイルスは防げません。空気感染するウイルスの場合にはN95マスクという特殊なものが必要になります。

③マスクと顔の間にできる隙間

 市販のマスクって顔に密着させてもわずかに隙間ができませんか?マスクと顔にはわずかですが隙間ができます。

 マスクと顔が密着していないので隙間から入るものは防げないのでやはり通常のマスクでは空気感染するとだめですね。

 上記の内容をまとめる、マスクが防げるのは「口と鼻」「マスクの繊維の網目の隙間より大きい微生物や粒子」「わずかにできる隙間から侵入する可能性が低いもの・侵入しても影響が低いもの」というところでしょうか。

 それ以外のものを防ぐことはできないので、マスクをすれば感染対策は万全というわけにはいきません。

2.花粉を防ぐことと病原微生物を防ぐことの大きな違い

 マスクをして花粉を防ぐことと、病原微生物を防ぐことには何か違いがあるでしょうか。ここの違いが意外と感染予防では重要になります。

①マスクで防ぐこととは

 花粉をマスクで防ぐということは、マスクの不織布の繊維が花粉を防いでいるということですね。マスクを花粉が通過できないので花粉症を軽減する効果が期待できます。

 同様に病原微生物をマスクで防ぐということは、花粉と同じく不織布の繊維を病原微生物が通過できなければ、感染を予防する効果が期待できる。ということになります。

 これってぱっと見だとまったく同じですね。確かに同じです。しかしマスクで花粉や感染を防いだ後に重要な違いがあります。ここが医療者とそうでない人の考え方の違いです。

②病原微生物を防いだマスクは感染を媒介する布になる

 花粉症予防で使ったマスクの繊維には花粉が絡んでいますね。花粉は増殖できないので、仮にマスクについた花粉を吸いこんでもちょっと花がムズムズするくらいでしょう。

 一方で病原微生物の予防で使用したマスクはというと、困ったことにマスクの不織布の上で病原微生物は生きています。つまりマスクを触ると接触感染のリスクがあるんです。

 マスクによって飛沫感染を防げたとしても、マスクを触れることよる接触感染をしては意味がないわけです。なのでマスクの使い方というものが非常に重要になります。

 そのため医療従事者はマスクによる感染の媒介をしないように気を付けていたりします。そしてそれは非常に面倒くさかったりします。

3.感染予防でマスクを使うのは難しい!というか面倒くさい!

 感染予防でぶっちゃけマスクってちゃんと使うと非常に面倒くさいです。マスクのお作法を守れば、マスクが有効なものに関しては口と鼻は守れます。

①しっかりとマスクがフィットしている

 隙間だらけだったらマスクの意味ないですね。ちゃんと顔のサイズに合ったマスクをしていることがまず基本です。鼻を出してつける人がいますが、鼻もマスクの中に入れましょう。

②マスクを着けたら触らない

 先ほど書いたように、一度付けたマスクの表面は病原微生物によって汚染していると考えます。

 例えば仕事中に喉が渇いたから水を飲むためにマスクに触れるなんてもっての外!そのマスクに触れた手は汚染されてます。マスクに触れた手で鼻でもほじったら感染するかもしれません。

 またマスクが口や鼻に触れる可能性もあります。なのでマスクを着けたら触っちゃダメです。マスクに触れた手は病原微生物が付着した汚染物になっている可能性に気を付けないといけません。

 なので付けた後にマスクに触れるときは捨てるときになります。

③もう一回使うなんてもっての外

 ごはんを食べるためにマスクを外しますよね?そのマスクがもったいないからご飯を食べた後にもう一度着けようなんて考えたらだめですよ。

 先ほど書いたように外すときにはマスクに触れる恐れがあります。また外したマスクをポケットの中に入れたとします。そうしたらポケットの中にも病原微生物が付着する可能性があります。机の上に置いたら同様に机の上に病原微生物が付着します。そうしたら接触感染のリスクが高まりますね。

 なのでマスクを取るときは捨てるときになります。外したマスクをどこかにおいたら感染源が拡大して接触感染のリスクが増えるので気を付けないとだめです。

④マスクは紐をもって外してそのままゴミ箱に捨てる

 マスクを着けたら触らない・マスクは再利用しない。ということを説明しました。そしてマスクには外し方というものもあります(笑)

 マスクは紐のところをもって外して、他のところには一切触らず、そのままゴミ箱に捨ててください。

 マスクに触れるということは感染源に触れると同じことです。うっかり触っちゃうと、そのまま接触感染するかもしれません。外すときも紐以外は触っちゃいけないんです。

 マスクの紐で不織布の部分をぐるぐる巻きにして捨てる人とかいますがだめです。

④マスクを外したら手指消毒

 紐だけとは言えマスクに触れるので病原微生物が手に付着している可能性があります。なので手指消毒をして接触感染のリスクを回避しないとだめです。

①~④までをしっかりと守ればおそらくマスクによる感染することの予防効果はある程度期待できると思います。医療レベルだとこれが最低限という感じでしょうか。

(あくまで理想論なので完全に実践できている人がどれくらいいるかは謎)

 横浜の客船における検疫で感染した検疫官の方もマスクの不適切な使用があったということでした。身を守るためのマスクならば上記したことくらいしないと意味ないでしょう。

 まずこれをやろうと思ってもマスクの消費量が半端ないことになるので、現在マスクが売ってないことを考えると不可能でしょう。

 感染していて咳による飛沫を飛ばさないという目的でのマスクならば効果が期待できるので、マスクは感染するまで大切に取っておいてもいいと思います。

 本当にいざというときにマスクがなかったら笑えないので。

 ちなみにこれくらいやって最低限って感じです。予防目的でマスクを使う面倒くささはこの上ないです。なので私は花粉症の予防と咳・くしゃみがあるとき以外は普段はマスクはしません。

 ちなみに私は手指消毒は持ち歩いていて、接触感染予防で鼻をほじる前にはアルコールで消毒しますよ!

4.マスクは最小限だけ買っておいて、買いだめはしないほうがいい

 まあコロナが大流行したら上で書いたような使い方でマスクを使うことは予防効果はあると思います。でも感染している可能性がある人がマスクを買えないのはまずいので、マスクの買いだめとか転売はやめたほうがいいです。

 在庫不足で必要な人がマスクを買えないと、咳をしている人が何もせずにそこら辺をうろつくことになります。結果として回りまわってマスクを買いだめした健康な人も損をすることになります。

 マスクの在庫が落ち着くまでは買いだめしないことが、結果として自らの身を守ることになると思います。

 以前何かで読んだんですが、マスクと手指消毒を適切に使用すると風邪の罹患率が下がったって研究があったようです。

 なので万全に予防するならマスクだけでなく接触感染予防で手指消毒も万全にやるといいと思います。まあ手指消毒も売ってないですが(笑)

 せめて手洗いをしっかりとやって接触感染の予防に努めていきたいです。あとは咳エチケットを守れる人間になりたいですね!

5.気が付けば4月、コロナやばし(追記)

 まあもう今さらですが、今がここぞというときかもしれないですね。感染を拡大させないためのマスクの使用をすべきではないかと思います。アベノマスクとか笑ってる場合じゃないです。症状が出ないまま感染している人がいるようですし、マスクの着用はしたほうが間違いなくいいです。

※新型コロナウィルスと感染予防に関する参考サイト

ウイルス対策をうたったマスク-表示はどこまであてになるの?-  独立行政法人 国民生活センター

少し古いですが、市販されているマスクの質や着用時のマスクの隙間から漏れなどについてまとまった情報があります。

朝日新聞「飛沫感染、マスクの予防効果は?」

マスクの繊維の網目について書いてあります。絵が付いているので感覚的にわかりやすいです。

・Y’s square

医師が編集をしているサイトです。医療従事者向けの感染予防について書いてあります。

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 厚生労働省

厚生労働省による一般向けの新型コロナに対するガイダンスって感じでしょうか。

東京都感染情報センター 新型コロナウイルス感染症Q&A Ⅰ 新型コロナウイルス感染症の基礎知識

新型コロナウイルス感染症に対する感染管理  国立感染症研究所

医療者向けの新型コロナの感染管理について書いてあります

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