GoogleHomeを使用した感想と実用性、音質などをレビューする

 Google Homeを購入して1ヶ月程度たったのでここで1度使用感や実用性などをレビューをしてみたいと思います。

1.音質はどうか

 安いやつとの差で一番大きいのは音質であると思います。流石に14000円するスマートスピーカーなのでそれなりにいい音を出します。しかし完璧かというとけっこう問題がありました。

巷ではけっこう酷評されていますね。実際はどうなのかをレビューします。音質の比較対象はJBLFLiP3になります。

※スピーカーの仕様

2インチドライバ、2インチデュアルパッシブラジエーター搭載のハイ エクスカーションスピーカー

デフォルトではこもった感じでクリアさがない音がする

 デフォルトでは低音を重視していおりニュースなどを聴きやすい感じで調整している感じでしょうか。高音のクリアさに欠ける印象を受けバランスの悪さを感じます。たぶん多くの人が同じ印象を持っていると思います。

 デフォルトの状態では14000円のスピーカーとして考えると及第点には達していないのではないかと思います。私が持っているものとしか比較できないので恐縮ですが10000円前後のJBLFLiP3よりも高音の音のクリアさは劣ります。

 「ぜんぜんちげーよ」

と言われそうで怖いですが高音に関してはJBLFLiP3よりこもっていて聴き取りにくいです。これは間違いないです。JBLFLiP3が優秀という麺もあります。

 高音のクリアさには劣る一方で低音が強調されます。個人的には気軽に音楽を聞くにはバランスの悪さを感じました。グーグルさんの音の調整が音楽の再生に適していないと言った感じでしょうか。

とは言えこの問題は設定がデフォルトのときのみに気になるにすぎません。

音質の問題はイコライザによって解決した

 しかしイコライザ機能が実装されたためココらへんの問題が一気に解決されています。上に書いた問題は調整すれば気にならなくなります。イコライザで低音下げ、高音上げ設定にすると14000円なりの音を出しているのではないかと私は思いますよ。

 イコライザの登場によってJBLFLiP3よりも優秀になったと感じています。かなりいい音を出すようになりました。

 そのため音楽を再生するスピーカーとしても優秀であると言って間違いないです。パッシブラジエーターの効果で低音も良く出ており調整すればバランスの良い音を出すスピーカーに変貌を遂げます。

 4万円前後したソニーのSRSX88と比較すると音質は劣ります。しかし値段を考えれば妥当ですし聴き比べると劣るというレベルなのでぶっちゃけGoogleHomeで音楽を聴いてもあまり気になりませんでした。

※関連記事
GoogleHomeでイコライザを使用して音質を調整する方法

2.音声認識は極めて優れている

 私は今のところAmazonEchoDotを持っているのでそれとの比較になります。GoogleHomeの音声認識能力はかなり優秀です。普通に話す声で「OKグーグル」と言うとしっかりと認識します。

 EchoDotだと反応しない声の大きさでもしっかりと認識します。EchoDotはちゃんと話しかける声の大きさじゃないと認識しません。一方でGoogleHomeha
けっこう小声で話しても反応します。また離れたとこからでも声を張らなくても認識してくれます。本当に凄いです。

 EchoDotとGoogleHomeだと圧倒的にGoogleHomeの音声認識の正確性や認識率が高いです。この精度の高さはかなり凄いのではないかと思います。とは言え値段が違いすぎるので単純に比較していいのかというところはありますが……。

3.音楽再生はかなり使える

 今のところGoogleHomeで使える定額音楽配信サイトはspotifyとgoogle play musicの2つですね。とは言えこの2つがあればとりあえずなんとかなるという感じの2つです。

 他の音楽配信サービスにはまだ対応していないようなのでGoogleHomeで音楽再生をしたい場合には上記の2つのサービスに加入するかどうかが肝になります。
 
 私はspotifyを使っていますが非常にGoogleHomeとPCの連携が良くて驚いています。PC版のspotifyのアプリからGoogleHomeで再生するか、PCで再生するかを選ぶことができます。メインに別のスピーカーがあるのでPCから再生させたいときにはPCに再生を委ねることができるのはありがたい。

 また上記の音質の所に書いたとおりですが14000円なりの音をしっかり出してくれます。スピーカーとしても及第点は与えられると私は思っています。
同じ価格帯のスピーカーを持っていない方だったらGoogoleHomeは音楽再生用としてもオススメできます。

 AmazonEchoは日本版では何故かspotifyに対応していなかったので現状で音楽再生をメインに考えているならGoogleHomeで間違いないでしょう。

4.ニュース再生はテレビをみない人には便利すぎ

 あまりテレビのニュースを見ない人にはけっこう有益です。私はテレビを見ないのでニュースはネットに頼っています。ネットのニュースって扱っている量は多いのですが何かをしながらみることができないのが欠点です。また興味のあるものしかみないので世間の流れにも疎くなりますね。

ニュースを聞くという選択肢ができる

 GoogleHomeのニュースはラジオのニュースを使っているのが多いです。今どのようなことが起きているのかを端的に伝えてくれるものが多いいので重宝しています。今のところ一番使用頻度が高いのがニュース再生です。テレビをあまりみない生活をしている人にはかなり便利な機能です。

ニュースってテレビを見たり新聞を読んだりして情報を得ることが多いと思います。しかしGoogleHomeのお陰で聞くという選択肢が新たに出てきたと感じます。ラジオの時代に逆行する珍現象が起こりました。

 何となくなにかをしているときにニュースを聞けるのは本当に便利ですよ。私は下記のものを聞いています。
・NHKラジオニュース
・日経電子番NEWS
・スポニチアネックス
・TBSラジオニュース
・朝日新聞アルキキ

 日本では13ちゃんねるしか今のところはありません(2018年1月2日現在)。そのため多様性という面ではまだまだ発展途上だと思います。一方でアメリカのニュース配信数は日本とは比べ物にならないくらい沢山あります。そのため日本のニュースにはこれからまだ発展の余地があるということだと思います。

 テレビでや文字ではなく音でニュースを聞くという文化がこれから伸びていくのではないかと私は思います。

機械が文章を読み上げる能力が高い

 ニュースを機械が読んでいる文書もそれほど違和感を感じないです。ここはEchoDotより優れていると思います。AmazonEchoDotの読み上げは何か違和感がありちょっと聞くに耐えませんでした。

 今後スマートスピーカー向けに短文のニュースを扱うサービスが増えることが望まれますね。

 

5.その他できること

 これらの機能はおまけ的な感じです。あまり実用性はないのですがないよりはあったほうがいいものですね。

何かを調べる辞書的な使い方

「東京の人口は?」
「月までの距離は?」
「忖度とは?」
のように何かの意味や情報を調べることができます。しかし関連する情報を調べることはできないので情報量としては非常に限られたものになります。

天気予報

現在の気温、最高・最低気温、天気を教えてくれます。個人的にはスマホをみたほうが降水確率、週間天気予報など情報量が多くて便利です。

ちょっとしたネタを提供してくれる

・面白いこと言って
 なんか面白いことを言ってくれます。ダジャレ的なやつが多いですね(笑)

・今日はなんの日?

・なぞなぞを出してくれる

・ピカチュウと話す
 GoogleHomeがピカチュウになります。もちろん「ピッカー」みたいなことしか言わないので会話にはなりませんw

6.実際の所実用性はあるか

 今のところGoogleHomeでできることと言えば
・ニュースを聞く
・音楽を再生する
・天気を調べる
・ちょっとしたことを質問する
このようなことに限られます。これらを日常で使用するかどうかでしょう。私の場合にはニュース再生専用機のような感じになっています。

 まだ家電製品とスマートスピーカーが連携する段階にないのであくまでまだ便利なスピーカーの域を脱していません。またスマートスピーカーと家電が連携するようになったら家電製品を買い換えなくてはいけないのでそれはそれで大変ですね。

 音楽再生だってPCと音質の良いスピーカーを使ったほうが楽に聴きたい音楽を探し高音質な音楽を聴くことができます。GoogleHomeからプレイリストを作るのは源氏的じゃないですしね。

 でもいいところもあるんです。GoogleHomeにしろAmazonEchoにしろガジェット好きが面白いものを触ってみたいという好奇心は満たしてくれます。あくまでまだその段階でです。

 私は買ってよかったと思っています。だって面白いんですから!

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