私は頚椎椎間板ヘルニアになってかれこれ3年以上たちました。頚椎椎間板ヘルニアになると、寝ているときに首にものすごい違和感があるときありますよね。痛みで寝れなかったり、眠りが浅かったりする原因になります。
そうした違和感が枕を変えたらなくなりました。数年に渡る頚椎椎間板ヘルニア持ちの枕難民の記録です。
1.合う枕を使うと首の違和感が激減する
人間って6~8時間くらい寝ているわけです。その時に頭を支えている枕がフィットしているかって冷静に考えるとかなり重要な感じしますね。実際に自分に合う枕を見つけてから首の調子いいです。
枕ジプシーを辞められるかどうかが、けっこう日常生活の快適さにかかわります。寝ている時間は1日の中で結構長いんです!
私の場合は枕が合わないと首の違和感で中途覚醒して安眠できなかったです。枕を沢山試したので、同じような悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。
2.駄目だった枕
①羽毛の枕はだめだった
羽毛の枕ははまると一瞬だけいい感じになります。当たりだと2か月くらいは快適に眠れるんじゃないでしょうか。私は同じ枕を何度も買っては捨ててました(笑)
羽毛の枕は枕ってつぶれて高さが変わります。高さが変わるとちょうどいい頭の位置をキープできません。
最初は良くても経年劣化で高さが変わるので一定のポジションを維持しにくいのでお勧めしません。
②そば殻の枕はだめだった
そば殻は中に入ってる奴が動いて高さが安定しません。高さが変わるとちょうどいい位置を維持できないんです。また堅めの素材は首に圧がかかって不快になります。
シャツの襟がぐっと当たってるだけでも不快感があるくらい繊細だったのに、首に頭の重さがもろにかかって楽になるわけがありませんでした。
③パイプ枕はだめだった
パイプ枕はオーダーで作りました。これもそば殻と同じで中のパイプが動いて高さが変わります。さらに固いので首に負担がかかって寝るのが辛くなりました。
④バスタオルで高さを調整するのはだめだった
バスタオルを重ねて高さを出して枕の代わりにしました。これだと一定の高さを保てるのですが、固いのでやっぱり首に負担がかかって安眠はできなかったです。
3.オーダー枕ははっきり言って期待外れだった
枕難民になると気になるのがオーダータイプの枕です。首の形を計測して会う枕を作ってくれるやつです。
先にも書きましたがオーダー枕はだめでした。中に入っているパイプなどの詰め物を調整する感じですが、そもそも詰め物が固いので全くもって首に合わずという感じです。
あと中の詰め物の調整だけなら自分でやればいいのと、ベッドの沈み具合が家とお店で違うのでなかなかぴったりと合わせるのは難しいと思います。
なかなか高い買い物なのでもしオーダー枕を作るなら、詰め物選びは慎重にやったほうがいいです。
4.ウレタン素材の枕で安眠できるようになった
一番首が安定したのはウレタン素材のものでした。適度に沈むけれど、枕の形が崩れないというのが重要であると思います。ヘタレない限りは高さが一定であるので首の位置が安定します。高さを微調整できるタイプを買えばほぼ間違いないのではないかと思います。
ウレタン系の欠点は蒸れやすいことですが、最近のちょっといい奴は通気性を確保できるような構造になっているので、案外大丈夫だと覆います。
私が買ったのはこれです。
似たような商品がAmazonに沢山あるので、いろいろ調べてみてよさげなのを試してみるといいかもしれません。
その中で重要になるのは枕の高さを微調整できるかどうかです。上のやつは高さ調整用の薄いウレタン素材の板が2枚入っていて、1㎝単位で合計3㎝の高さ調整ができるようになっています。
枕難民の方にはわかると思いますが1cm違うと首の安楽さが大きく変わりますよね。なので枕を買うときは高さが調整できるのがお勧めです。
5.まとめ
・枕は堅くないほうがいい
・枕は高さが一定のものがいい
・枕は高さの調整ができたほうがいい
私はこの3つが重要だと思います。なかなか寝れない夜を過ごすと、とにかく首が安楽だと感じる位置で、高さが安定するということが最も大切だと感じました。
すべての人がいい枕を見つけて安眠できる日が来ることを願ってます!