さて、海上自衛隊のP1哨戒機に対して韓国の艦艇から火器管制レーダーを照射した事案でついに防衛省がyoutubeに動画を公開しました。
1.ごたごたの結果として防衛相が動画を公開するにいたる
今回防衛省が公開した動画はこちらです。
ぶっちゃけ素人なのでこの動画がどこまで意味を持つのかまではなかなかわかりかねます。
とりあえず気象は安定していそうなこと、韓国艦艇に対して周波数を変えて複数にわたって呼び掛けていることはわかります。
2.防衛省が公開に踏み切った意味は重い
以前このような感じで外交があれたことがありました。海上保安庁の職員が動画をyoutubeに公開してしまったやつです。
以前の時は国が外交問題を大きくしないように矮小化すべく動いた結果が職員による動画の公開につながったのだと思います。
一方今回は政治的な意図によって問題をうやむやにしないという意思が防衛相の動画公開にはあるのだと思います。
今後この問題がどのように解決していくのかを考えるとちょっと怖いものがありますね。
3.火器管制レーダーを照射した韓国軍のシビリアンコントロールは大丈夫なのか問題
火器管制レーダーを照射したらどうなるのかは間違いなく韓国軍の方も理解していると思います。
韓国政府の意向もなしに自衛隊の航空機に対して使用したのなら非常に重要な問題であるでしょう。誰の権限で照射をしたのかが今回の問題では非常に重要になるのではないでしょうか。
韓国政府は韓国軍に対してシビリアンコントロールが及んでいたのかまで明らかにしてもらいたいところです。
また愛国無罪という逃げ道で問題をうやむやにはしないでもらいたいですね。