アリ駆除用の餌を調べると成分は3種類しかない

 蟻に頭がきたのでアリ駆除用の餌まとめました。形態と成分が結構違うので効かなかったら違うタイプを試すといいです。

 素人が調べたり実体験で感じたことのまとめなので参考程度にとどめてください。

1.アリの餌の特徴

①アリの餌の形態は4種類

 蟻の餌はメーカーによって異なりますが4種類あります。「顆粒」「ゼリー」「半練」「液体」です。

 今までのアリとの戦いでわかりましたがアリのタイプによって餌を使い分けないとなかなか効果がなかったりするみたいです。

②アリの餌の成分は3種類

 市販で有名どころのアリ駆除用の餌の成分は3つです。

・ヒドラメチルノン
 調べたんですがよくわからなかったです。殺虫剤のようです。
 
・フィプロニル

ローヌ・プーランが開発したフェニルピラゾール系殺虫薬の1つ。神経伝達物質であるGABAの作用を阻害することによりノミ、ゴキブリ、アリ、アルゼンチンアリ、シロアリなどの駆除に使用される。遅効性の毒物であるため、混ぜたエサを摂食した昆虫が致死するまでに巣やコロニーに戻る時間余裕があることが特徴である。ゴキブリやアリの場合、その死骸やフンを摂食した巣の仲間にまで効力を発揮するため巣の集団全体へその効果が広がっていく
引用:wikipedia「フィプロニル」

 巣に持ち帰って仲間までイチコロってやつはどうやらこのタイプのようです。

・ホウ酸
 ゴキブリ駆除用の餌に使われているホウ酸団子と同じですね。昆虫は哺乳類と違って摂取したホウ酸を排出できないので中毒死?するようです。

 ちなみにホウ酸は目薬とかにも使われているくらいおなじみの成分です。人間は尿として排出できるので相当な量を摂取しない限り問題ないです(致死量とか気になったら各自調べるべし)。

 ホウ酸の粉末を買ってはちみつ等に混ぜても効果ありだと思います。濃度とかは試行錯誤必要かもしれませんが。

2.アリのタイプ

 ありのタイプは「雑食」「吸蜜」の2種類あるようで、アリのタイプに餌の形態を合わせます。

 ここで重要なのが餌をどのように巣に持って帰っているかです。巣に餌を持って帰ってもらわないと全く効果ありません。

 雑食タイプは顆粒タイプの餌をせっせと巣に運びますが、吸蜜タイプは運びません。そのため吸蜜タイプに顆粒餌は全く効果なかったです。

 問題は見た目じゃよくわからないことですね!私も全然よくわかりませんがデカいやつは餌を運んで、すごい小さいやつは蜜を吸う印象です(適当)

3.顆粒タイプは効かないやつには液体を使う

 アリ駆除用の餌で顆粒タイプや半練タイプがありますが完全に無視されるケースが結構ありました

 そうした顆粒タイプを無視する餌を持ち帰ってくれないタイプには液体タイプが効果てきめんでした。

 液体タイプはアリメツしか売っていないのでアリの巣コロリやアリフマキラーが効かなかったらアリメツです。

4.顆粒タイプが効かなくても捨てない

 顆粒を少量の砂糖水やはちみつ少しを薄めたもので溶いて液体にすると群がってきたことがあります。しかも効果はあったので捨てるなら試してみる価値ありです。

5.アリが好む餌

 ホウ酸を使って餌を自作するならアリの好みのものを使うといいと思います。下記のブログを参考にすると

http://blog.livedoor.jp/formicidae/archives/20590790.html

・はちみつを水と1:1で薄めたもの
・メープルシロップ

が家庭にありそうでよさげですね。(蟻を研究している方のブログの内容をこんな使い方をして申し訳ありません。)

 砂糖水が好みじゃなかったようです!

6.市販のアリ駆除餌一覧

〇アリの巣コロリ
メーカーHP
・形態
顆粒
・有効成分
ヒドラメチルノン(アミジノヒドラゾン系)

〇スーパーアリの巣コロリ
メーカーHP
・形態
顆粒+ゼリー
・有効成分
ゼリー:ジノテフラン
顆粒:ヒドラメチルノン

〇ハイパーアリの巣コロリ
メーカーHP
・形態
たぶん練材
・有効成分
フィプロニル

〇アリ用コンバット
メーカーHP
・形態
半練りタイプ
・有効成分
フィプロニル

〇ウルトラ巣のアリフマキラー
メーカーHP
・形態
半練タイプ
・有効成分
フィプロニル

〇アリメツ
メーカーHP
・形態
液体
・有効成分
ホウ酸

〇ホウ酸
 自作に挑戦してみたい方はホウ酸が圧倒的にコスパいいかもしれません!?

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