honor9のレビューです。いところが書いてあるサイトはけっこうあるのであえてイマイチだったところを中心にレビューします。比較対象はP9とiPhone6sになります。
1.honor9にも悪い所はちらほらある
何やかんやで悪いところがあります。
①スワイプの感度がちょっと鈍感、人によっては大きな問題
スワイプの判定がおかしいのは大きな欠点です。問題になるのって恐らく文字入力とゲームです。他の機種と比較するとちょっとだけ横に動かしただけでは動かしたと判定されないようなのでなかなか痛い問題です。
私の場合は文字入力をするときにけっこう失敗することがあります。使い始めで慣れていないときにはフリック入力を失敗することが結構ありました。2ヶ月ほど使ってようやく慣れてきて入力ミスは減りました。
とは言っても慣れるまではたしょう難があります。しっかりと横にスワイプするイメージで指を動かせばほぼ失敗なく入力できると思います。
iPhone6sとP9で同じようにフリック入力して誤入力はしないので問題はhonor9にある可能性が高いです。調べると同様のことを書いているサイトがけっこうあったのでどうやら仕様の可能性が高いので気をつけてください。
ちょっとだけ横にスワイプしただけだと動いたと判定しないようなので「い」などと入力するときに「あ」と入力されてしまいます。フリック入力をしない人には関係ないかもしれませんが多くの人は使うと思うので慣れるまではストレス溜まります。
使用する側がハードの特性に合わせて慣れれば文字入力くらいだと問題にはならないです。。
②Huawei自慢のカメラは光学手ぶれ補正なし、F値は2.2
カメラの性能は非常に高いです。しかし光学手ブレ補正がないので暗い場所での手持ちでの撮影はややブレやすい傾向にあると思います。またF値も2.2とフラグシップであるmate10proやp10plusと比べると暗いレンズですね。
ここらへんは値段相応の性能という感じですが最高のレベルというだけでないだけでハイレベルであることは変わりないです。
P10やP9と同じレベルではあるので決して性能が低いわけではありません。値段相応といったところでしょうか。
③USB-C PDに対応していない
PD対応のACアダプタとワットチェッカーで調べてみましたが5Vでしか充電されないのでPDは非対応のようです。mate10proやP10が対応している感じなのですが廉価機の宿命ですね。
とは言え一般的な急速充電には対応しているので付属のACアダプタでは5V1.61Aで充電されていました。充電速度的には付属のものを使う限りP9と特に変わらないのでそこは問題ありません。
④P9でできたホームの5×5の表示ができない
honor9はホームのアイコンが4×5が最高の表示数です。P9では5×5ができたので情報の表示量がちょっとだけ少ないです。とは言っても普通に使う分には何も支障はないです(笑)
⑤防水には未対応
廉価機の宿命ですが防水機能はまったくもっていついていません。まあ廉価機なのでそこまでは求めちゃ駄目って感じですが防水ならより使いやすかったと思います。
まあ必要ないっちゃ必要ないです。私の場合は防水端末のほうが結露にやられて壊しているので、防水じゃないほうが大切に使う気がします(笑)
⑥スリープ状態では概ね1時間に1%程度電池を消費していく
iPhoneだとスリープだと全然バッテリードレインないんですが、honor9はけっこう電池が消費されていきます。P9も同じ傾向なのでAndroidの宿命でしょうか。
xperiaz3のときはそんな事なかったのでなんとも言えない所ではありますが……。
⑦バッテリーの交換がすげー高価
Huaweiの宿命なのですがバッテリーを交換するのに液晶ごと交換しなければならない設計のためバッテリー交換するのに1万円以上かかります。
バッテリーが劣化したら買い換えるスタイルなら問題ありませんが、Huaweiを買うときはバッテリーの交換費用が高いということは頭に入れておいてもいいと思います。
悪い所は概ねこれくらいだと思います。スワイプの感じがちょっとおかしい以外は大きな欠点はないですね。悪いところを探すほうが難しい端末です。
2.さらっとhonor9の良いところを紹介
①カメラはやっぱり侮れない
Huaweiといえばやはりカメラです。honor9も例に漏れずカメラの性能は侮りがたいです。P10などと異なりLEICAレンズではありませんがそんなに違いはないと思います。
個人的にはP9よりも色合いの調整がよくなったと感じています。またP10と同じく1200万画素+2000万画素のセンサーにアップグレードされたので写りもかなりいいです。LEICAレンズではありませんがそれほど差があるとは思えません。
自分が撮影した写真です。参考にどうぞ。クリックすると元ファイルが見れます。
②SDカードに対応
mate10proやP20はSDカード未対応となっています。P10やhono9が最後のSDカード対応端末になる可能性もありそうなので、どうしてもSDカードが使いたい方にはhonor9おすすめです。
③P10と同じCPUを使っているのでそれなりに高性能
antutuは16万くらいなのでなかなか高スペックといっていいと思います。とは言ってもkirinなので推して知るべし。重いゲームをやるならiPhoneかスナドラのスマホがきっといいです。
でもポケモンGOくらいならサクサク動きますよ!私のようにポケモンマスター目指している人にはオススメです(笑)
④内蔵ストレージが64GBある
P9は32GBで何となくギリギリな感じだったのですがhonor9はちゃんと進化しており廉価機にも関わらず64GBあります。かゆいところに手が届く仕様で容量の不安はないです。
⑤価格が安い
MVNOの業者が販売しているhonor9は何といっても価格が安いのが最大のメリットでしょう。スペック的にはP10には劣るものの実用上は困るスペックダウンはありません。
悪い所もありますが値段を考えるとコスパがいい端末であることは間違いないでしょう。
<追記2018年6月5日>
Androidがバージョンアップして無事8.0になりました。