保育園落ちた!国だけでなく社会が変わらなければ解決しない

仕事をしよとしているのにも関わらす「保育園落ちた」では本当にどうしたらいいのかわからなくなると思います。なぜこんなことになったまま放置されていたのでしょうか。保育園落ちた!となりにくい業界が実はあったりします。これをモデルケースにしていくことで保育園不足を解決していくことができるのではないでしょうか

1.保育園落ちた!とならない社会を作るためには

「保育園落ちた!」
というのが話題になっていますね。保育園のを落ちると仕事ができないというのは社会の中で非常に大きな問題です。なぜ日本は保育園が充実しないのでしょうか。これは国だけが悪いのでしょうか?確かに行政は本気で動いている感じはしません。しかしそれだけではなく社会全体で子育てを受け入れていくという意識がおそらく不足しています。当事者意識の不足が問題の根底にあるのではないでしょうか?

2.医療関係者は「保育園落ちた!」となりにくい

 医療は職場が恵まれているからこうなったのでしょうか?私はそうではないと思います。なぜなら看護師を中心とする医療従事者の中心が女性であるため結婚や出産というイベントが普通に仕事を続けていくうえであるからです。それで仕事を続けられなくなるともはや事業が成り立ちません。そのため、病院や施設が託児所を用意していることが良くあります。
 
 長い時間をかけてこうした仕組みが出来上がっていったので女性が働ける環境になったのだと思います。こうすることで職場環境が良くなり離職者が減るので職場も就業者もともに利益を得ることができるんです!女性中心社会だったのでそうしたシステムの開発が進んでいると言えます。

3.それではどうやって解決するのか

 一定以上の事業規模のある会社や延べ床面積がある商業ビルに対して保育園の設置をさせればよいのではないかと思う。例えば医療業界のように社員が長く務めるための福利厚生として保育園や託児所のようなものがあってもいいと思う。女性社員が結婚や出産を期に退職してしまうのを防ぐためには効率がいいのではないだろうか。商業ビルの中に保育園を設置するのもいいと思う。例えば保育園を作るビルに対しては建蔽率を緩和するといった施策が有効であると思う。また企業が福利厚生として保育所を作る場合には費用として認めるなどがいいのではないでしょうか。

 国がそのように民間の力を上手く活用するような政策を積極的に打っていくことが最も大切であると思う。現状は本気で取り組んでおらず、アリバイ作りのために動いているようにしか見えない。なぜか子供が生活しやすい社会というのは企業にとっては負担になるようだ。

4.子供がノビノビと成長できる社会が一億総活躍社会への近道

 国の背策という面も非常に大切なのですが、企業がもっと従業員のことを考えて福利厚生を充実させることも大切です。こうした福利厚生を行うには当然費用が掛かります。そうした費用をすべての人で負担していくことを認められるようにならなくてはならないですね。また企業も本気で子育てをしている従業員を戦力としてまだ考えていないというのもあるのだと思います。

 子育てしている人が働きやすい社会は、すべての人が働きやすい社会であると思います。ある意味ではノーマライゼーションの考え方とも合致しているのではないかと私は考えています。

ま、私は独身ですがね、とほほ。

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