夏に起こる恐怖現象といえばスマホの結露です。スマホって結露しちゃうと水没反応はプラスになるし基盤が腐食するリスクが高まるしでいいことありません。過去に2回スマホを結露させた私の体験談です。
1.まず、結露したスマホはどうするべきか
スマホが結露してしまったという人はまずやることがあります。とにかくスマホの中の湿気をとらなくてはなりません。困ったことに結露するのって内側なのでなかなか乾燥させるの難しいんですよね。なので基本的には水没したときと同じような対応を取ります。
①応急処置方法
100均で可及的速やかにシリカゲルとスマホが入るサイズの小さい密封できる容器を買って除湿します。これだけしかやることはないと言っても過言ではありません。とりあえずスマホの中の水分を取り除くことだ第一です。
シリカゲルを入れた容器の中にスマホを入れ蓋をして一晩もあればしっかりと水分はなくなっていると思います。私がやったときも一晩でレンズに合った結露によるくもりがなくなりました。
これが効果的な内部の結露を取り除く方法です。水没したのと違って結露はすぐに致命傷にはならないので落ちつてスマホの中の水分を取り除けばいいんです。そのためシリカゲルでの除湿はかなり効果的です。
②シリカゲルより強力な除湿剤もある
シリカゲルよりも強力な除湿剤もあります。モレキュラーシーブというものです。まずはすぐにシリカゲルで除湿しておいてさらに内部の湿気を取り除くてもあります。それほど高くはないので保険として買っておいても悪くないと思います。
2.内部が結露したスマホの行く末
防水のスマホだからと安心していると実はアウトというパターンが内部の結露です。間抜けな私は2回これでスマホの寿命を大幅に縮めました。とりあえずいきなり動かなくなることはあまりないのではないかと思います。しかし確実にダメージは受けているので突然動かなくなることを覚悟しておいたほうがいいです。
私の場合ですが1台目は1~2ヶ月は普通に動いていたのですがいきなり起動しなくなりました。2台目は1年以上稼働しましており結露とは関係ない壊れ方をしました。そのため結露したら必ず壊れるというわけではないのですが、壊れるリスクは上がっていると考えてください。
そのため動いている間に重要なデータをバックアップしておけば何ら問題ありません。ここが水没したときとの違いです。なのでスマホが結露したからと言って慌てることはありません。そのまま使い続けても壊れるまでは支障はないです。
慌てずにスマホがぶっ壊れるのを待ちながらそのまま使い続けるもよし、突然動かなくなるリスクを考えて買い替えや修理に出すのもよしだと思います。修理に関しては水没と同じ扱いになるのでおそらくメーカーの保証は受けられなくなりますが……。
3.夏場は何故に結露に気をつけなければいけないのか
さて、本題の熱くなったスマをを冷やすと結露するということに入ります。防水のスマホと言えども内部で発生する結露は防ぐことは出来ません。何故なら急な温度差がスマホ結露の原因であるためです。
スマホが夏に結露しやすい原因としては2つあります。
①夏場はスマホが熱くなりやすい
②水辺などでスマホを使う機会が多い
スマホの内部に結露を起こしやすい要因が夏には重なるんです。例えばプールや川などに言った際に熱を持ったままのスマホを冷たい水の中に入れてしまうと内部で結露するというアクシデントが起こります。
あとゲーマーの人は本当に注意してください。スマホが熱をもち熱くなったからって水とかアイスノンとかで冷やしちゃ駄目です。普通に結露してジエンドです。
私の場合では、1回目はゲームをやっていてスマホが熱くなったので水で冷やしてみたら見事に結露し、2回目は水辺でスマホをいじっていて水中写真を撮ろうとそのまま水にスマホを入れたら結露しました。
結露するとカメラのレンズのところが内側から曇ります。外側から取れないくもりがカメラのレンズにあったら結露したと考えて間違いないでしょう。そして結露したら慌てずに除湿しましょう