【お尻に赤いものができた】血栓性外痔核で日帰り手術をした話

 私を悩ませた血栓性外痔核についてです。あまりのお尻の痛みで座ることすらままならなかったので受診を決意しました。そして痔の即日手術を行いったときの体験談です。

1.肛門に違和感を覚えたら痔がそこにはあった

立ち仕事をしていたときに肛門のところがうずく感じがしました。

「肛門のところがなんかチクチクする……。」

という感じでした。痛みは次第に強くなっていき座ると凄い痛く辛かったです。そして夜になる頃には電車の席に座れないくらい痛くなりました。

 何事かと思い家に帰って鏡を見ると赤い固まりがお尻からこんにちは。はい、生まれて初めて痔というものを出来た瞬間でした。大きさは小指の第一関節の半分くらいはあった気がするが鏡越しなので今ひとつサイズわからずでした。

2.翌日仕事を休み朝イチで病院へ行く

 巷では恥ずかしくて病院にいかないでなんとかする人が多いらしいですが正気とは思えません。椅子に座れないくらい痛かったのでこれはただ事じゃありません。一目散で病院に駆け込み診察です。

先生「血栓性外痔核ですね。」

と聞きなれない病名を教えてくれました(当時は医療従事者じゃなかったので知らなかった)。

 血栓性外痔核への対応は薬を塗って自然に吸収されるのを待つか切開するオペをするかの2択でした。血栓性外痔核は放置しておいても吸収されるらしいですのが、すぐに手術をして取り除いてもいいとのことでした。

 その時は耐え難い痛いたみだったので吸収されるのを待っていられない気分でした。そのため切ってもらうことにしました。痔の悩みなんてチャッチャッと終わらせたいもんね。

3.即日で日帰り手術をしてもらうことになる

 その日に初めて受診した病院で、その日のうちにそのままオペになった。オペと言っても診察室の横のベッドに寝て、局所麻酔を撃ってもらって外痔核を切開するだけだ。当然切ったらすぐに帰る。ぶっちゃけ親知らずを抜くほうが大掛かりです。血栓性外痔核の手術はあまり大きな手術ではありません。

①血栓性外痔核の手術

 いざ始まると血栓性外痔核のオペはすぐ終わる たぶん10分かかるかかからないかくらいです。本当にあっさり終わります。しかも切開されるので痛いのかと思ったのですが麻酔が効いているのでまったく痛くないです。座って待っている時間のほうが痛かったです。痛すぎて待っている間の時間が進みかたがゆっくりなのが辛かったです。手術が終わると重ねたガーゼで患部を保護して終わりです。

 手術の最大の山場は若いナースの前で患部をさらけ出すのを我慢しなくてはならないところくらいです。しかしのっぴきならない事情なのでやむを得ないですね。まあ医療従事者視点では看護師は見慣れているので当たり前の光景過ぎてもはや何も思わないんですけどね。

②血栓性外痔核の手術の費用

 日帰りの手術の費用は1万円しなかったと思います。費用的には物凄い高いというわけではないですね。翌日に消毒とかがあるのでそうした費用もかかりますが大した金額ではなかったと思います。

4.手術をした後のこと

 手術が終わった当日の家に帰るくらいまでは麻酔が効いているのでぶっちゃけあまり痛くないです。家に帰るまでの痛みに心配はしすぎることもないと思います。痔がしっかりあるときにの痛みのほうが強いです。とは言え数日間安静と言われました。

 麻酔が切れてくるとまあまあ痛いですが我慢できないほどではなかったです。言われなくても痛いので安静にしてたと思うけどね。手術して数日経つまでは排便すると凄く痛い。

 1つ言えることは痛み止めの効果は偉大だとうことですね。多少痛いのは仕方ないですが痛み止めの作用で猛烈に痛くてどうしようもないということはなかったです。

①薬について

・手術の傷に塗る薬
 傷にはボラギノールみたいな薬を塗ります。当日は塗るときにけっこう緊張します……。ただでさえ痛い傷を触りたくねーっす。最初は外痔核で外だったのでガーゼに薬をつけてペタッと貼ってました。最終的には手で塗ってましたね。気になるなら使い捨ての手袋使うといいです。

・緩下剤
 便が固くなると当然手術した跡に刺激になります。その為緩下剤をもらえました。しかしですよ!?効きすぎて便がちょっとゆるくなりました。緩いのは緩いので傷に染みるので辛かったですw

・痛み止め
 麻酔が切れるとなかなかに痛くなるので痛み止めをだしてくれます。痛み止めって痛みを弱くはしますが0にはならないんです。なのでちょっとは痛い。

③処置について

 手術の後は薬を塗って重ねたガーゼをお尻に付けるだけです。朝晩で2回だったと思います処置的にはこれだけです。初日は結構ガーゼが血で染まります。あとしっかり固定しないと歩いているときにずれてトイレで治すことになります(笑)

5.手術をした後の日常生活のこと

 
 ピークをすぎると案外普通に日常生活を遅れます。あの血栓性外痔核ができた当日のような絶望的な痛みに襲われることはないと言って過言ではありません。
 

①お尻にさえ気を使えば日常生活は普通に送れる

 強い痛みは数日で収まります。あとは傷が塞がるまでお尻を大切にするように心がけるだけです。手術をしようがしまいが血栓性外痔核になると座ると痛いのでお尻を守る工夫が大切です。その為円座は必需品と言ってもいいでしょう。家用と職場用を買うといいですね。もちろん数日休んで円座をもって職場に行けば原因は推して知るべしとなりますが(笑)

②痔の仲間は周りに案外いる、痔友のススメ

 堂々と痔の手術をしたというと案外共感してくれる人多いですよ。世の中思ったよりも痔で悩んでいる人は思っていたよりも多いようです。ボラギーノールがいつもCMできるくらいに薬が売れているってのはそういうことなんです。

 特に子持ちの女性の方は血栓性外痔核になったことのある人が意外な解いてビビりました。妊娠・出産したら血栓性外痔核になるのはあるあるのようです。
 痔であることを隠さず生活していたので、私の周りにいた経験者からは妙な共感を得ることが出来ました(笑)

6.日帰り手術をしてよかったか

 私としては血栓性外痔核の日帰り手術をして本当に良かったです。痔ができたときには痛くて座るのが辛かったのですが、手術をしたことで最悪の痛みからは開放されました。その後も痛いと言っても悶えるほどの痛みではないですし、安静にしていれば痛み止めの効果でそんなに辛くなかったです。

 ちょっと受診するのは恥ずかしいのですがそれ以上にメリットがあります。断言します。手術を仕様が保存療法にしようがどちらにしろ一度肛門科を受診することをお勧めします。

関連記事
血栓性外痔核を薬だけで治療した体験談【お尻にできる赤いやつ】

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする