【突発性難聴】治療を受けて変化した症状とその経過

突発性難聴になった時の記録です。今回は治療によって難聴がどのように変化していったのかを書いていきます。私が1か月余り突発性難聴の治療をした記録です。参考になれば幸いです。

以前の記事
片耳がいきなり聞こえにくくなった!私が突発性難聴になった時の症状

1.診断されてから1週目は全然回復しなくて焦る

 診断されてからステロイド等の内服治療を開始しました。治療といっても本当に薬を飲むだけなので特に何もすることはありませんでした。あとは心身に負荷がかかるのがよくないのでできるだけゆっくりと生活をするように心がけたくらいでしょうか。

●治療の経過
 最初の1週目は全くもって耳の調子は改善する兆候はなかったです。びっくりするほどよくならなかったので焦りました。本当に回復していくのかちょっと不安になりました。
 一般的な突発性難聴の症状の経過は概ね2週間程度で改善していくようです。すでに1週間以上たっているのに症状が良くならないのでちょっとだけ焦りました。

ウイルス性および特発性の症例では,約50%の患者で聴覚が正常まで回復し,それ以外の患者では部分的に回復する。
聴力が回復する患者では,通常10~14日以内に改善がみられる。
引用:MSDマニュアルプロフェッショナル版 、突発性難聴

2.治療を開始してから2週目

 そのまままったく改善の兆しが見られないまま時間だけがいたずらに過ぎていきました。もうなおらないんじゃないかとかちょっと考えていました。改善の傾向がみられるであろうと期待される10日目はあっさりと過ぎました。

「このまま治らなかったら困るなあ」

とか考えていました。病院でもとりあえず薬を飲んで様子を見てくれという感じの対応でした。やっぱり絶対治る病気じゃないからですかね。

3.転機が訪れたのは2週間を過ぎ諦め始めていたとき

 2週間をちょっと過ぎた頃でしょうかちょっと諦めかけていた時に転機が訪れました。朝起きると

「あれ、なんか耳鳴りが軽減してる」

といった感じでいきなり明らかに改善しているのがわかりました。とは言えまだ完全な感じではなかったです。これ治るのではという期待が生まれ、耳の調子もよくなったので少しだけ安堵がありました。まだ改善の余地は残されていると思って特にやることはなかったのですが治療を続けました。
改善する時期に驚くほど劇的な改善した。
 

4.その後

 突発性難聴を発症して1か月くらいまではじわじわ聴力が改善していきましたが完全には聴力は戻らなかったです。日常生活に支障はない程度に改善はしたのですがちょっとだけ左耳の聴力が悪くなったようです。

●改善したところ
聴力:ほぼ生活に支障がない程度に戻る
耳鳴り:なくなる
耳の詰まった感じ:なくなる

とほとんどの症状は劇的に改善しました。2週目まではほとんど改善が見られなかったのを考えると本当に劇的です。聴力が若干落ちたのですが日常生活には支障はないので気にしないことにしています。1日の治療の遅れはまあきっと関係なかったと思っていますが。即日行くべきだったともやはり思います。

5.まとめ

突発性難聴の症状は
・症状は10~14日で改善していく
・50%の人は正常まで回復する

という経過を送るのが一般的なようです。

 私の場合には突発性難聴の症状は2週目以降に劇的に改善しました。しかし完全には回復しなかったほうの50%に入ってしまったのは何とも残念ですが、日常生活には支障はないので良しとしました。
 突発性難聴は治療を早期に始めることが大切です
・耳が詰まった感じがする(耳閉感)
・耳が聞こえにくい(難聴)
・耳鳴りがする(耳鳴)
といった症状が突然出てきたときには必ずすぐに耳鼻科に受診してください。

絶対に回復するかどうかわからない病気なので、後悔を残さないように万全の万全の状態で治療に臨んでください。

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